どうも!Kanataです!
毎日計測するときはもちろん、すぐに計りなおしたときも体脂肪率の誤差ってありますよね?
水分量による誤差の少ない午前中に計っているのにも関わらず安定しない。。。
どれが本当の体脂肪率かわからない!
こんなに誤差があるなら体重計いらないんじゃない?って思っちゃいますよね。
そこで、計測するたびに「なぜ毎回変わってしまうのか?」について調べてみました!
気になっている人は参考にどうぞ!
- 体脂肪率が毎回変わって気になる人
- 体脂肪率の計測方法が気になる人
- 体重計を有効活用したい人
- 体重計って意味あるの?と感じてる人
- 【2019年最新版】Bluetooth(Wi-Fi)対応おすすめ体重計ランキング!』こちらの記事では体内水分量はもちろん、様々な体組成データを自動で管理出来る体重計を紹介しています。
目次
体重計に乗るたびに体脂肪率が変わる?
誰でも経験があると思いますが、体重計の体組成計は毎回数値が変わります。
当然、ダイエットなどをしていると体重の変動はあるので、合わせて体脂肪率も毎日変化が起きるのはわかります。
ここでいう「乗るたびに変わる」というのは、すぐに再計測してもその度に数値が変わるということ。
試しに連続で体重計に乗って計測してみると、同じ数値にはならないと思います。
- どうやって計測しているのか?
- 誤差がどうして出てしまうのか?
体重計は基礎データを元に計測している
各メーカーの体重計ですが、どのメーカーの体重計も基礎データというものがあります。
ざっくり説明すると下記のようなデータを元にして、体重計に乗った人のデータと照らし合わせて数値を出しています。
- 年齢
- 性別
- 身長
- 体型
個人的には正確な数値というよりも、身長、体重、年齢、性別などを照らし合わせた予測値だと理解しています。
100%完璧なデータというのは業務用であっても難しいと思います。
体重計の体脂肪率はどうやって計測しているの?
身体に微弱な電流を流して、体内を流れる電気の抵抗値を元に計測しています。
この方法を「生体インピーダンス法」といいます。
生体インピーダンス法(せいたいインピーダンスほう)あるいは生体電気インピーダンス法(英: Bioelectrical impedance analysis, BIA)とは、体内に微弱な電流を流し、その電気的インピーダンスを利用して水分量や体脂肪、筋肉量を間接的に求める方法である。主に家庭用の安価な体脂肪計から、フィットネスクラブや医療施設等の業務用の体組成計がこの原理を利用している。
出典:生体インピーダンス法〜Wikipediaより〜
身体に影響のない微弱な電流で計測するのですが、体型によってこのような差があります。
- 筋肉は電気を通しやすい
- 脂肪は電気を通しにくい
- 背の高い人は電気抵抗値が大きい
- 背の低い人は電気抵抗値が小さい
年齢や性別によっても差があるので、基礎データをもとに補正してデータを出しています。
メーカーごとに体脂肪率の基礎データも違う
この基礎データですが、各メーカーで同じものを使いまわしているわけではなく、独自に実験したデータを収集して作成しています。
メーカーで基礎データが違うため、別メーカーの体重計に乗ると当然違う体脂肪率が出てきます。
これは誤差というものではなく、基礎データが違うため別の数値が出るのは仕方のないことです。
別々の場所で体重を計測するという人はあまりいないと思いますが、誤差を最小限に抑えるために必ず同じ体重計で計測しましょう。
実家などに帰省している時は、体重の変化に注意するくらいにしておいた方が無難です。
計測するたびに数値が変わるのはなぜ?
体脂肪率の計測方法でも書きましたが、理由は単純です。
それは、
体内の水分(血液やリンパ液も含めて)は移動しているため、絶対に同じ条件にはなりません。
筋肉や脂肪の中にある水分も、立っていれば下に移動しやすくなります。
当然、再計測した時の電気抵抗にも変化があるため、前回と同じ数値にはなりません。
多少の変化を気にするよりも、毎日一定の条件で計測するように意識した方がいいです。
誤差を気にせず体重計を有効活用するには?
同じ体重計であっても、計測する時間や飲食の状態によってもかなり差が出ます。
体重であれば朝起きてから計測すると誤差も少ないのですが、体脂肪は逆に高くなりやすい傾向があります。
- 寝ている間の発汗により体内水分が減少している
- 体内の水分が少ないと電気が通りにくく電気抵抗が増える
このような状況から夕方が体脂肪率測定にベストと説明している情報もありますが、体重の安定しやすい朝起きてトイレに行ったあとの測定をおすすめします。
理由は、体内に余計なものが少ない状態だからです。
- 毎朝同じ状態で計測できる
- 夕方などの計測は飲食などで体内環境が変わりやすい
キチンと計測しておきたい人は、夕方も計測して毎日の変化も記録しておくと、参考になるデータが増えてダイエットに役立つと思います。
ただ計測するだけでなく、食べたもの、前日にアルコールを飲んでいないか?などをしっかりと記録して数値の誤差がなぜ起こったのか把握しておきましょう。
- 塩分多めの食事をした→水分量が増加する傾向
- アルコールを飲んだ→ものによっては水分量がかなり減少する
上記のような理由で体内の水分はかなり増減します。
体重はもちろん、体脂肪率はかなり変動しやすくなります。
体重計の仕組みを理解して、数字に惑わされないようにしましょう!
- 週一回は鏡でスタイルチェックして写真に残す→ビフォーアフター用
- 食べたもの、前日のアルコールなどしっかり記録
- 体脂肪率は体内水分量で大きく変動することを理解する
- 毎朝、起床してすぐに計測する←誤差を最小限にするため
体内水分量が大きく変動する理由についてはこちらの記事で紹介しています。
体重計によるデメリット、メリット
- メーカーごとに数値に違いがあり、キチンとしたデータか不安になる
- 計測のたびに数値が変わり、どれが本当の数値なのかわからなくなる
- 数値に過敏に反応してしまう→一喜一憂しやすい
なぜこんなに変化するの?っていう理由を知っていないと、モチベーションも下がるだけだし、「体重計なんていらないんじゃない?」って思ってしまいます。
- 成人病予防など体組成計を参考にして管理しやすい
- 変化の理由を把握すれば、安心して計測できる→ダイエットを継続できる
- 自分の身体(数値)の変化を感じて、健康管理を意識するようになる
- 筋トレを始めた人にも筋肉量などスタイルアップに有効なデータが把握できる
なぜ?と思ってしまう理由をキチンと把握しておけば、体重計はダイエットに必要不可欠なアイテムになります。
ダイエットの理想は→体重がある程度落ちてきたら筋トレを取り入れてスタイルアップ&スタイル維持です。
まとめ
体脂肪率の誤差がなぜあるのかまとめると、
体重計は乗るたびに数値が変わる→多少の誤差は必ず出てしまう
体内の水分(血液やリンパ液なども含めて)は移動するので、毎回同じ条件にはならない。
体重計は基礎データを参考にして、計測した人のデータを出している。
- 年齢
- 性別
- 身長
- 体型
体脂肪率は、体内の電気抵抗を計測して調べている。
身長や体脂肪率などの体型によっても大きく差がある。
メーカーによって基礎データも違うので、同じ人でも数値が変わってくる。
各メーカーで実験データも違うため同じ数値にはならない。→数値を出す時に参照するデータが違うから
- 計測するルールをしっかり決めて守る
- 時間帯によって体内の水分や、水分の体内分布も大きく変動してしまうので、朝イチに計測する
- 前日の飲食やアルコールなど水分量が変化する理由をキチンと把握しておく
体重計の仕組みを理解して、計測方法を一定に保つなどすれば、デメリットよりメリットの方が大きい!
なぜ?を放置せず、理由を知ることが大事!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
この記事を参考にして、あなたのダイエットライフに体重計をしっかり役立てて下さいね!
それではまた!
